ヤンキー学校で一番の問題児だった僕の人生を180度変えてくれた「東郷高校」ってどんな高校?

ヤンキー学校出身で一番の問題児だった僕の人生を180度変えてくれた愛知最強の高校「愛知県立東郷高校」について述べていきます。また、このブログを通じてお子様の高校受験の参考になれば幸いです。

東郷高校とは

ご存じない方も多いと思いますが、「愛知県立東郷高校」(あいちけんりつとうごうこうこう)は愛知県愛知郡東郷町に位置しており、古くから管理教育の模範的高校として名が知られ、非常に厳格な教育が有名でした。現在は昔ほどの厳しさは過ぎ去りましたが、時に厳しく、時にやさしくと両者がハイブリッド化した非常にメリハリのある高校です。校則は非常に厳しいです。

 

東郷高校の徹底された管理教育

例えば、スマートフォンの持ち込みは断固禁止となっており、家族等に用事がある場合は職員室の受話器を使って電話しなければならない。加えて、頭髪検査において男子は前髪が眉毛にかかってはいけません。また、後ろ・横髪等を中国人のような刈り上げスタイルにしてくると先生たちが喜びます。

 

東郷式部活動や選択コース制

部活動においては、カヌー部が非常に強豪であり、過去に多数の全国大会優勝者や入賞者を輩出しています。また、選択できるコースは普通科コース美術コース(平成29年から)と2種類ありますが、私は普通科コースでした。テストの時期が迫ってくると、長期休みや休日にもかかわらず、先生が熱心に指導してくれます。職員室の前には学生が勉強するための机と椅子が設備されており、分からない箇所等あれば先生がマンツーマンで逐一教えてくれます

 

東郷ならではの詰め込み教育

さらに、東郷高校独自の「英単語コンテスト」や「漢字コンテスト」と呼ばれる全校規模のテストが随時開催され、各クラス休み時間に小テストを行って対策をするなど、学校全体が一丸となってモチベーション高く勉学に取り組んでいます。このように、東郷高校にはとても充実した教育カリキュラムが組み込まれているため、学習塾に通わずに済む学生も少なくありません。高校2年時からは文系クラスと理系クラス(僕の年は文系クラスが5クラス、理系クラスが2クラスでした。)にカテゴライズされ、1年後の大学受験に向けて勉学に圧力をかけていきます。そして、いよいよ3年生を迎えると、みな本腰を入れて大学受験という戦いに立ち向かっていきます。

 

東郷高校の入試対策・進路実績

高校3年次には推薦入試で受験するか、あるいは一般入試で受験するかを決定し、それに応じたアプローチをしていかなければなりません。東郷高校の偏差値は約50と高校の定期テストの難易度もそれほど高くなく、たいていの学生が大学受験で推薦入試(AO入試を含む)を目指すため、より良好な成績を目指します。推薦入試における進路実績は主に(文系)関西大学愛知大学中京大学名城大学名古屋外国語大学愛知学院大学愛知淑徳大学名古屋学院大学名古屋商科大学東海学園大学(理系)名古屋工業大学名城大学、中部大学、名古屋学芸大学東海学園大学 等が挙げられます。一方、国公立大学・難関私立大学の受験を検討している学生や推薦入試を受ける資格が与えられなかった学生は、一般入試で戦います。それらの学生は、推薦入試で先に合格した学生を目の当たりにしながらも、センター試験・一般試験・二次試験・後期試験と最後まであきらめずに奮闘します。結果的に第一志望の大学に受かる学生もいれば、そうでない学生、そして大学に合格できず翌年の入試の再受験を決断する(=浪人することを決める)学生もいます。一般入試における進路実績は年によってまちまちですが、私の年は主に(文系)愛知県立大学南山大学愛知大学中京大学愛知学院大学東海学園大学 (理系)豊田工業大学名城大学藤田保健衛生大学、中部大学、大同大学 等が挙げられます。

 

東郷高校のまとめ

このように、「東郷高校」は良い意味で半ば強制的な学習環境、先生たちによる手厚いサポート、そして充実した学習カリキュラムが整っているため、学生は成長の余地がかなりあると言えます。それゆえに、私は「東郷高校」が愛知最強の高校であると自信を持って言えます。